雨でも自転車通勤
雨の日でも乗れる自転車はどんなものがいいでしょうか?
雨の日も自転車を使うことになるのですが、すぐに錆びてしまうでしょうか?
雨の日、雨が降ってしまったときの服装は?
雨の日に乗った、自転車は錆たり、痛んだりしないでしょうか?
雨の日利用について解答してみます。
ここでの走行距離は、3キロ以上程度を目安にしています。
自転車通勤の前に天気を確認する
いつもやっていることとして、前日と当日に天気を確認します。
まずは外の雲行きを目視確認、気温確認。天気予報、天気図を確認しています。
主に利用させていただいているのがスマホ(iPhone)アプリのヤフー天気予報で1時間ごとの天気予測が出ています。これがまたよくハズレるだけでなく後から変更もありますから目安程度です。
天気予報は目安程度に考えておき、雨が降る可能性が常にあると思っておいたほうがよいです。とくに春から秋にかけて雨が急に降ることがよくあります。
自転車通勤すると行きと帰りのどちらかで雨の降ることがよくあるということを常に考えて走るのがいいでしょう。天気予報で曇りだったので出発したら雨が降ってきたということも珍しくありません。
万一、雨が降ってきて雨宿りしていて、どうしようか?と思うようなときは「雨雲の動き」今だと「雨雪レーダー」を見るといいですね。これは現状の雨雲位置を表示するようで案外合ってます。
自転車通勤に向いている自転車を選ぶ
スポーツ バイク
通勤用の自転車としてロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイクもいいですが、これらにはドロヨケが付いてません。また、姿勢が前傾姿勢となるため視界がよくありません。
水を巻き上げて走ることになりますから雨の日に乗ることには向いていません。
服装は濡れたり汚れたりシワになったりしますから、スーツは避けた方がいいでしょうね。
これらの車両は、晴れている日に走るのが楽しいですから選択肢に入れていいと思います。一年のうちに雨の日は少ないので、すが急な雨には遭遇することになると考えられますから会社にはレインスーツを置いておくといいと思います。
雨でも自転車の長距離通勤するような方は、自宅にもレインスーツが1つあるといいですよ。
でも雨の日は視界が悪くなり危険ですから、できるだけ乗らないことをおすすめします。
ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイクは、約5万円から購入できます。
5万円以下の自転車は、品質上かなり安い作りのものになりますから、価格による性能差はかなりあると考えた方がいいです。
シティサイクルより車重が軽く、雨の日はデメリットも多いですがシティサイクルより速く走ることができます。
安い自転車は、鉄部分が増えて錆びやすく重量も重いものが多いし、フレーム溶接なども見た目が安いと感じるものです。
自転車は、アマゾンで安いものも売っていますが、写真写りはいいのですが実物を見てがっかりするかもしれませんので通販で購入する方は注意されたほうがいいでしょう。
車重の目安は、ロードバイク 11kg , MTB 13kg 程度となります。
ママチャリ・パパチャリ(シティサイクル)
ママチャリは、ドロヨケが付いているので水たまりも平気に走行できます。
価格も安いものが多く使い捨て感覚で使っている人が多く見られます。
車重が重いため長距離走行(4km以上程度)には向かないと思いますが、カゴやドロヨケ、荷台などの装備がしっかりしてるので速く走るつもりがなければ快適です。
そのため雨の日に向いていると言えるでしょう。
価格の安いものが多く、ブレーキも安物だと効きがよくありません。毎日のように乗るのであれば、ブレーキの性能のいいもの、Vブレーキ付きのものがあればおすすめです。
乗車の姿勢がまっすぐなので、傘をさしながら運転できてしまうのですが片手運転は危険です。
この姿勢のおかげで先が見通しやすく、ゆっくり走ることに向いています。
車重が重いこともあり、あまり速く走れないので歩道中心に走ることになると思います。
車道を走るときは、車の速度より大幅に遅いと危険性が高くなりますので車速が出ないと判断したら歩道に切り替えたほうがよいでしょう。上り坂は、車重が重い分つらいかもしれません。
電動自転車
電動自転車は、雨の日にも威力を発揮してくれるでしょうが、これら余計な部品が付いている以上、バッテリーの消耗がコスパ的には一番のネックでしょう。この分のコスト、充電の手間があるので毎日乗るのにどれだけ手間などがかけられるか考えてからがよいでしょう。
できるだけお金をかけたくない方には向いてませんが、できるだけ乗ることを楽をしたい方に向いてます。
シティサイクルと同様に車重が重いので速く走れないため歩道中心に走ることになります。
バッテリーが無くなると、重量も重いので上り坂はつらいでしょう。
バッッテリーさえあれば、上り坂はラクラク♪
タイヤサイズが20インチの自転車
通勤には、あまりおすすめしません。
折りたたみ自転車や、BMXがそれにあたりますが、これらの自転車は高速走行しない方がおすすめです。
凸凹のギャップに弱いだけでなく、左右のフレによる安定性にかけます。
そのため、転びやすい自転車と言うことができるかと思います。
速く走れないので歩道中心に走ることになります。
最近は小径ホイールのロードバイクも見かけますが、不安定なので個人的にはおすすめできない自転車です。
雨天時は、レインスーツ
雨天時には、レインスーツが欲しいですね。
電車に乗るときは、濡れたレインスーツだとご迷惑ですから抜げるなら脱いだほうがいいでしょう。
着替えるのは、駅中で雨の降らないところがいいですね。案外、場所は無いこともあるので、躊躇することもあるかもしれません。
このときには、一時的に収納するスーパーのビニール袋があれば便利です。ズボッと入れて鞄へ。会社や自宅に着いたら干して乾かしています。
自宅・会社から駅まで濡れて、そのレインスーツのまま電車に乗ったこともあります。
この方が手間がかりませんから。
安いものでも買ったばかりのレインスーツだと水をよく弾きますから、古くなったら交換するのも1つの方法です。
下のレインスーツは、買おうと思っていたものです。足首部分が少し長めにできていて水が靴内に入るのを防止します。こういった工夫のあるものもいいと思います。
雨天時の装備
レインキャップ、帽子
走行中の目に入る水滴を事前にレインキャップまたは帽子のつばが避けてくれるので重宝しています。
少しくらい強い風でも脱げないものを選ぶといいですね。
今年は豪雨のときに非常に役立ちました。
レインスーツに付いている帽子でもいいですが、帽子の方がおすすめです。
普通の帽子の場合は、防水スプレーをかけておくといいですよ。
大雨でも直接、目に入ることが少なくていいですよ。
バックカバー
リュックカバーを使っています。
無いと中まで浸水する可能性があります。
緊急のときは、ビニール袋で覆うのがいいでしょう。
シューズカバー、長靴
雨の日は自転車に乗らないのがいいですが、急に雨が降ってくるようなこともあります。
特に夏は大雨になることもよくあることです。
シューズカバーがあれば、靴の中まで水が入り、靴が傷まなくて済むのでおすすめです。
ぐずぐずに濡れた靴は、一日では乾きませんし靴が傷みます。
ライト、テールランプ
照明は注意喚起に役立ちます。
できれば防水のものがいいですね。
雨天は危険ですから、できるだけ目立つようにしましょう。
もちろん、キャットアイ、ジェントス、レザインがおすすめですが・・・
面白そうなので下の画像のものをアマゾンで注文中です。
1000ルーメンあるようなので明るくていいかもしれないなーと思ったからです♪
なかなか車、歩行者、自転車の方々が気づいてくれないことがあるので明るい方がいいかな?と思いました。
雨のときに乗った自転車をメンテナンスする
錆びやすい鉄部分は、水が付いたまま放置するとサビの原因となります。
鉄部分には、スプロケット、チェーンがあります。
錆びやすい部分なので、雨天使用後は乾燥させてから油を注しておいたほうがよいでしょう。
すでにサビが出ているような場合は、チェーンから水や油汚れをしっかり拭きとってから注油がいいです。
チェーンがかなり錆びてしまったら、お金に余裕があればチェーン交換したほうがいいですね。チェーンは1500円くらいから買えるでしょう。
雨のための日常のメンテナンスは、これくらいなので壊したりしない限り特に大きなメンテナンスする必要もないでしょう。
その他には、雨水はどこにでも侵入しますので、たまにはフレームから水抜きしてあげてもいいでしょう。
シートピラーからフレーム内へ雨水が侵入することがありますが、シートピラーを抜き、自転車をひっくりかえせば水抜きができます。
ヘッドセットはグリスアップがしっかりしていれば問題ないでしょう。
雨ざらし保管だと自転車は、一気に痛みますので、できるだけ雨が当たらない方がいいですね。室内保管か、自転車カバーで守ってあげてほしいところです。
走行距離と時間
坂道が多い、信号が沢山ある、歩行者が妨げになる、車の渋滞などで大きく時間が変わってきます。
速く走れる自転車を買ったところで、これらの要因で速くは走れないこともあります。
余裕のあるときに普通に走ってみて、どのくらい時間がかかるか試しに測ってからの方が安心です。
安全のため迂回道路を使うこともあると考えられますから他の経路も考えておくほうがいいですね。そのうち探すとは思いますが。
雨の日は、見えないものが多いですから、走る時間もかかると思います。
通勤時間は余裕をもった方がいいですね。
自転車の雨対策まとめ
- 出かける前に、天気予報、天気図を確認する。
- レインスーツは欲しい。安いものでも新しいとよく水を弾きます。
- レインキャップまたは帽子、バックカバー、シューズカバーなどの防雨対策があると便利。
- 安全を考えて、雨天や暗いときには照明を点ける。相手から見えてないと突っ込んできます。
- 雨で濡れた自転車もサッと水気を拭くくらいでも乾けば十分。
- 鉄部分は、乾燥したら注油で錆防止。(リヤスプロケット、チェーンなどの駆動部)